【日帰り一人鉄道旅】普通運賃2500円で1都4県をめぐる旅 小学6年生の大旅行

2014年3月29日 

ルート:上野ー高崎ー水上ー越後湯沢ー直江津ー長野ー軽井沢ー高崎ー上野

乗車距離:647.3km

利用したお得なきっぷ:週末パス

この旅を実施しようとした理由は、在来線最速の時速160km運転を行う、特急はくたかに乗るためである。当時、私は小6で、日本の消費税は5%、1ヶ月後には大人料金になって費用が倍になるから、無理矢理行ったと言ってもいいかもしれない。なによりも救いだったのは、週末パスの料金が大人8500円に対し小人2500円であったこと(2014年3月時点)。おかげで青春18きっぷ並みの格安旅行が実現した。人生初の新潟県、長野県上陸を果たした旅である。なお、ひたすら電車を乗り継ぐ行程のため、観光は一切できなかった。

6時ごろ上野を出発。時間に余裕があったので、尾久で下車。

f:id:satochantetsu:20200406141347j:plain

ホームからは、フレッシュひたち号としての運用を終えたE653系を見ることができた。この頃はまだ現役当時のカラーをまとっていたようだ。

さて次に来た電車で高崎まで行く。そしてそのあとは上越線に乗りさらり北上する。

f:id:satochantetsu:20200406140806j:plain

f:id:satochantetsu:20200406143333j:plain

首都圏を走る銀色のステンレス車とはうって変わり、国鉄型車両の115系に乗って、およそ2時間の旅である。

10時半ごろ越後湯沢に到着。ここからは、この旅の目玉、特急はくたかに乗車する。

f:id:satochantetsu:20200406144132j:plain

乗る列車は10時48分発の、金沢・和倉温泉行きはくたか号の和倉温泉行きは1日1本のみの希少列車だ。 時刻は10時半になるところだが、15時5分発の水上行きの表示が見える。4時間半後の列車まで表示するとは・・・ 当時の私には新鮮な光景であった。

f:id:satochantetsu:20200406145227j:plain

乗った車両は、赤が特徴の北越急行所属編成だった。

f:id:satochantetsu:20200406152118j:plain

直江津に到着。北陸新幹線開業前の当時はJRの単独駅であった。

f:id:satochantetsu:20200406152303j:plain

次の電車は115系。これに乗り長野へと向かう。

f:id:satochantetsu:20200406153427j:plain
長野に到着。せっかく来たのだから観光...といきたいところだが、次の列車までの時間が迫っており改札を出ることはなかった。ここからはしなの鉄道線軽井沢へ向かう。

f:id:satochantetsu:20200406153857j:plain

軽井沢に到着。ここから高崎までは新幹線に乗車する。

f:id:satochantetsu:20200406155008j:plain

北陸新幹線開業前なので、全列車あさま号であった。12両編成の列車は2週間ほど前にデビューしたばかりのE7系であるが、高崎に止まらないため乗ることはできなかった。

20分ほどの乗車で高崎に到着した。

f:id:satochantetsu:20200406155720j:plain

そして最後は快速アーバン上野行きに乗車。終点上野には18時すぎに到着。早朝からおよそ12時間、特急はくたか号乗車を果たし無事戻ることができた。列車に大きな遅れが生じることがなく、計画どおりに乗ってこれた点は運に恵まれていたと思う。